アイツのつくりかた

絵と手描き文字で「伝わる」デザインaitsu factoryのブログです

「大麻のものづくり探検隊」取材裏話③ 純米酒ができるまで

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みなさまこんにちは。

ブログチャレンジ6日目☆

鳴門在住「絵と手描き文字で「伝わる」デザイン」aitsu factoryのみかりんです。

 

さてさて今週は、鳴門市大麻町の商工会さんからご依頼いただいた

大麻のものづくり探検隊」の取材裏話シリーズをお送りしております^^

 

第三回めの今日は「純米酒ができるまで」です!

 

取材させていただいたのは、

こちらも約200年前から続く老舗の酒蔵となります

本家松浦酒造場」さん!

 

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クラシックな長屋門と、「鳴門鯛」の本荷樽が、趣を感じますね〜。

 

 

松浦酒造さんは、「鳴門鯛」というお酒や、「すだち酒」で有名です。

(すだち酒は大学生の時の、家飲みの定番でした!懐かしい!!!)

 

私はこちらに来る前に、代表の方の名字を見て、「あれ?」と思っておりました。

福寿醤油さんも、松浦酒造さんも、代表の方は同じ「松浦」さんなんですよね。

蔵の方も、細い道を挟んで向かい合わせ。

店長の若林さんに質問させてもらったところ

「もともとを辿れば、九州の方から来て、この地でお酒とお醤油を始めたそうで、

遠い親戚にあたるそうです」と教えてもらいました。

 

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そうか~。それにしても

大谷焼といい、お醤油・お酒にしても、九州から伝わったものなのですね!

 

 

私は不甲斐ないことにお酒はあまり詳しくないので

日本酒の種類についても教えてもらいました。

よく聞く「大吟醸」!

いかにも美味しそうで高級そうな名前ですが

こちらの名前のつくお酒は、お米を削る量によるものなんだとか!

 

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お米の周りを半分以上削ったものが「大吟醸

4割削ったものは「吟醸

それ以外は無記入なんだそうです。

 

大吟醸は、フルーティーでスッキリ!

冷やしてキュッといくのがオススメだそう!

 

吟醸の名前がつかないものは、

こってりしたお酒になるので、熱燗であったまろ~^^

 

そうやって聞くと、ちょっと飲み比べしたくなっちゃいます!

 

今回タイトルにもなっている「純米酒」とは

米と米麹とお水のみで作ったお酒のことです。(酵母菌も入ってます)

 

米&米麹で作ったお酒に、製品の安定のためや風味をよくするために「醸造アルコール」を添加することがありますが、こうなると「純米酒」とは名乗らないそうです^^

 

ほ~なるほど!!!

 

 

工場の中は、日本酒のよい香り!

お好きな方は、間違いなく我慢できなくなります(笑)

 

 

松浦酒造さんには、江戸時代から続く長屋門や精米蔵も残る一方

醸造の工場の方は、機械化されていて、

同じ醸造工程のある、福寿醤油さんのクラシックな製法と比べたりもできて

両方ぜひ、見比べて欲しいなぁと思いました^^

 

 

松浦酒造さんも、見学ができます!

こちらも予約して、是非是非見学して見てくださいませ~。

もちろん商品購入もできますよ〜!

narutotai.jp

 

松浦酒造さんでは、新酒ができる秋口に

蔵蔵たちきゅう」という、大人気の立ち飲みイベントもやっていますよ。

 

 

大谷焼の窯元さん・福寿醤油さん・松浦酒造さんは

てくてく歩いて回れる距離なので

クラシックな街並みを愛でながら、見学ツアーをするのもとってもオススメですよ!

 

 

 

ではでは、明日は「藍染ができるまで」をお送りします~^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪