アイツのつくりかた

絵と手描き文字で「伝わる」デザインaitsu factoryのブログです

必要な人にきちんと届いて欲しい。

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みなさまこんにちは。

 

オリンピックのフィギュアスケートのお陰で仕事に手がつきません。aitsu factoryです。

 

羽生選手みたいに、

 

「いろいろな小さな幸せ」を捨てて、

 

「オリンピックでメダルという幸せ」に集中・・・・・・・・

 

 

・・・・・できんわ~。

 

 

 

毎日のチョコレートはやめられません!!

 

 

 

そんな私のここイチのオリンピックは、女子フィギュアです。

 

宮原知子選手、応援してます!!!

 

 

 

さてさて、今回は、

 

「アカカタバミの会」という会の、チラシとリーフレットを作らせていただきました。

 

 

この「アカカタバミの会」というのは

 

死産や、流産によって、大切な命を亡くしてしまったお母さん・お父さんで

 

悲しみの気持ちや、様々な気持ちで辛い思いをされている方が集い、

 

自分の気持ちを打ち明けたり、情報交換をしたりして

 

何かのきっかけになれば・・・という思いで始められた会です。

 

 

 

こちらの会を運営されている方も

 

娘さんを死産で亡くしてしまった経験があります。

 

娘さんを亡くした、辛く悲しい想いは、想像を絶するものがあります。

 

だって、お腹の中で「共に生きて」いたのですから・・・

 

しかし、そんな想いをなかなか理解してもらえない・・・

 

そんな中、インターネットでブログを書いている

 

同じ経験をされた方の記事を読み、メッセージを送ったりする中で

 

想いを打ち明けることができ、分かり合えることができ、

 

本当に心が救われたそうなのです。

 

 

 

そこで、

 

徳島にも、同じような経験をした方が繋がれる場を作りたい。

 

そういう思いで、もう2年ほど、この会を運営されています。

 

 

 

こちらのお話をいただいて、こちらの「アカカタバミの会」のブログをしっかり読ませていただいて

 

死産になってしまった赤ちゃんへのケアが、病院によって全く違うという事実を知りました。

 

(事務的に終わらせてしまう病院もあるようで・・・

 

きちんとお別れができず、後悔している方も多いのだそうです)

 

でも、みんな、赤ちゃんって、無事に産まれてくるものって思ってるじゃないですか。

 

当然準備なんてしている訳がありません。

 

 

 

このブログを読ませてもらう中で。。。

 

命の誕生は、奇跡でしかないんだな・・・

 

と、ものすごく思わせていただきました。

 

 

 

 

 

正直、このお仕事のお話をいただいた時

 

また出産経験もない(お腹の中で共に生きた時間を経験していない)私に、このお仕事ができるんだろうか・・・と悩みました。

 

 

 

でも、こういう会をされている方がいる

 

本当に困っている人のところに、

 

「こんな会があるんだよ」って、伝えられたら・・・と思い

 

お仕事を受けさせていただきました。

 

 

 

赤ちゃんを亡くしてしまって、本当に辛い想いをされている方でも受け入れられるイラストってどんな感じだろう。

 

 

考えた末、

 

丸ペンとカラーインクでペン入れをして

 

色鉛筆とパステルで彩色しました。

 

 

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リーフレットの表紙は、天使ちゃん(亡くなってしまった赤ちゃん)が、お父さん・お母さんのことを、天から見てるよってイメージです。

 

 

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雲間から見えている風船は、

 

「アカカタバミの会」が毎年3月9日(ありがとうの日)に

 

想いを込めてメッセージをつけて飛ばしている風船。

 

 

その想いが、天使ちゃんに届いてるよってイメージです。

 

 

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また、活動の中で、

 

死産で出てきてしまった赤ちゃんに着せてあげるお洋服作りをされているのです。

 

先述しましたが、病院は用意してくれていることがあまりないようなのですね。

 

 

こんなかわいいお洋服を作っています!

 

 

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こちらを、産科のある病院に寄贈しているんだそうです。

 

そして、そのお洋服に、このリーフレットをつける。

 

リーフレットの裏には、「赤ちゃんを亡くされてしまったご両親へ・・・」というメッセージ。

 

 

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「こういうことをしておけばよかった」「これはしておいてよかった」ということを綴っています。

 

 

 

一緒に居られる時間が限られた時間ですし

 

病院から「こうした方がいい」ということはいってもらえません。

 

両親とも、気持ちを落としてしまっているので、こんなことはなかなか思いつきません。

 

だからこそ!!これを目にして、「あ!そうか!」と思って行動し、後悔のないようにして欲しい・・・

 

という想いが詰まっています。

 

 

 

 

もし、この記事を読んで、

 

「私の周りにも、辛い想いをしている人がいる」という方がいたら

 

 

まず「アカカタバミの会」のブログを読んで見て欲しいと思います。

 

どんな気持ちで、赤ちゃんを亡くしたお母さんたちが過ごしているのかというのが良くわかります。

 

 

その上で、その方のためになるかもと思ったら

 

この会の存在をぜひ教えてあげて欲しいなと思いました。

 

 

そして、私のようなお母さんになる前の人も

 

こういうことがあるということを知っておいてもらいたい。

 

なので、ぜひ、読んで欲しいなと思います。

 

 

アカカタバミの会のブログはこちら↓

 

ameblo.jp

 

 

 

 

 

ちなみに、「アカカタバミ」というのはお花の名前。

 

5月~10月頃に咲くカタバミ科のお花で

 

花びらの中央が赤くなっているのが特徴。

 

葉っぱもクローバーのようなハート型でかわいいお花ですね~。

 

 

こちらのお花の花言葉

 

「あなたと共に生きる」だそうです。

 

なんともぴったりの花言葉です!

 

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そのことも、会のことの紹介のページに書かせていただきました。

 

 

 

お話の中でお伺いしたのが

 

産婦人科のある病院に、この会のことをお伝えしたら

 

パンフレットはないんですか?」と聞かれるんです」

 

というお話でした。

 

 

 

今はすっかりデジタルになって、ペーパーレスになってきつつありますが、

 

それでも、紙媒体によって伝えられることが、まだまだあるんだな。

 

このお話を聞いて実感しました。

 

 

 

大切な資源だからこそ、

 

「必要な人の手に届きますように~!」

 

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と願いを込めて・・・^^

 

 

 

記事の中にも書きましたが

 

3月9日の「ありがとうの日」に

 

「バルーンリリース」をされております!

 

お空に行ってしまった赤ちゃんに、「ありがとう」の想いを込めて

 

メッセージとお花のタネを入れた風船を飛ばすんだとか!!

 

 

もし、天使ちゃんに想いを伝えたい方がいらっしゃりましたら

 

参加してみてはいかがでしょうか?

 

ameblo.jp

 

 

 

 

ではでは、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!