アイツのつくりかた

絵と手描き文字で「伝わる」デザインaitsu factoryのブログです

「大麻のものづくり探検隊」取材裏話② お醤油ができるまで

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みなさまこんにちは。

ちょっと寒くなってきましたね。

ブログチャレンジ5日目♪思ったよりいけるもんですね~。

鳴門在住「絵と手描き文字で「伝わる」デザイン」aitsu factoryのみかりんです。

 

さてさて今週は、鳴門市大麻町の商工会さんからご依頼いただいた

大麻のものづくり探検隊」の取材裏話シリーズです♪

 

第二回めの今日は「お醤油ができるまで」です!

 

取材させていただいたのは、

今から約190年前の江戸時代から続く老舗のお醤油蔵

福寿醤油株式会社」さん!

 

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クラシックな蔵と、(ダジャレじゃないよ) のっぽの煙突が目印です♪

 

 

ところで皆さん、

お醤油屋さんって、どこもお醤油を大豆から作っていると思っていませんか?

 

私もそうだと思っていましたが、実は違うそうです!

 

教えていただいたのですが

日本には今約1万軒のお醤油屋さんがあるのですが

大豆・小麦から醸造(発酵作用を利用して酒類・お味噌・醤油などを作ること)しているところは、

1500/10000軒!!なんですって!

醸造していないお醤油屋さんは、お醤油を仕入れて、そこに味付けなどをして出荷しているそうです)

 

ちなみに徳島は

12軒のお醤油屋さんの中で、

醸造しているところは、福寿さん含め3軒だそうです。

 

 

しかも福寿醤油さんは、昔から伝わる製法を守り続けているため

もちろん機械化しているところもありますが

クラシックな趣のあるお醤油蔵や、手作業のところも多いお醤油蔵です。

そんな作業風景もとても見応えがあり、貴重な経験となりました!

江戸時代にトリップしたような体験ができるのも、福寿さんならではではないでしょうか?

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見学の後は、お醤油のテイスティングもさせてもらいました。

そこで、お醤油の豆知識も教えてもらったのですが

衝撃だったのが、「お醤油の賞味期限」!

皆さん知ってますか?

お醤油は、開封してから1ヶ月が賞味期限なんだそう!!

しかも、その保存方法は、常温でなく、冷蔵保存で・・・が前提なんだとか!!!

 

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衝撃・・・

うちの醤油よ・・・・・・・

 

 

代表取締役の松浦さん曰く

「お醤油の賞味期限は短いので、確かに大きい醤油の方がお得に購入できますが、

ご家族の人数や醤油の使用量に合わせて、少人数のご家族であれば、

小さいサイズでご購入していただいた方が、結果的に得ですよ」

とのことでした♪

ぜひお醤油購入の参考に!

 

 

私もお醤油買って帰ったのですが

私が購入したのは、「2年仕込み醤油

 

普通、福寿さんのお醤油は仕込み期間が1年のところ

2年間じっくり仕込んだお醤油です。

蓋をあけると、お醤油蔵の香りがそのまま詰まっています!

このお醤油でお魚の煮付けを作ったら、もう絶品!

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プロが作ったと言ってもきっとみんな騙される美味しさですよ~。

少し高価なお醤油なので、煮汁を捨てるのが勿体無いので

次の日は、卵焼きの調味料としていれたり、活用しちゃいました。

 

いい材料を使っているな~と思うと、

大切に使うし、ありがたい気持ちで食事ができて、いいですね♪♪

 

福寿醤油さんでは、私が見せてもらったように

お醤油蔵の見学をしてもらえますよ。

ぜひぜひ、鳴門にある、こんな貴重なお醤油蔵のことを皆さんに知ってほしいです!

ご予約が必要なので、行かれる際はお問い合わせくださいね!

福寿醤油株式会社 オフィシャルサイト はこちらです←。

 

ではでは、明日は「純米酒ができるまで」をお送りします~^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪