みなさまこんにちは。
絵と手描き文字で「伝わる」デザイン
aitsu factoryのみかりんです。
さてさて、今日は
2足のわらじを素晴らしく履きこなして
すごいいい感じの靴にしてしまった(この表現伝わるかな)
フォトグラファーさんのロゴマークを作らせていただいたお話です。
そのお方は、徳島で看護師さんをしながらフォトグラファーとしての活動をスタートされた
池本寿代さんです。
池本さんとの出会いは、もう2年前!(早いな~)
私が防災紙芝居のデビューを飾った「あいずみスマイリーマルシェ」でボランティアとしてこられていた池本さんでした。
その時も、お写真をたくさんとって送ってくださりました^^
池本さんは、昔から写真を撮るのが趣味で
このたび、「自分のやりたいことを思いっきりやる人生でありたい」と
フォトグラファーをお仕事として活動をスタートされました。
池本さんが、大切にされていることは
今までの本業であった「看護師」という仕事を続けながらの
フォトグラファーとしての活動。
これは、決して
「看護師がライスワーク(食べるための仕事)で、写真がライフワーク(使命の仕事)」
というわけではないのです。
池本さんは
「看護師も私にとって天職。両方あるから、写真も撮れる」
とおっしゃいます。
池本さんは
人間のありのままの自然な表情を撮るフォトグラファーでありたいとおっしゃいます。
カメラ目線で、ビシッと一張羅を着て、スタジオで撮る写真もいい。
けれど、懸命にお仕事をしたり、スポーツをしたり、踊ったり、遊んだり・・・
好きなことを真剣にしている方の、生き生きとした「素」の顔を残したいのだそうです。
それは、ひょっとしたら闘病中かもしれない・・・
「それも、今を懸命に生きている、美しい姿です」と池本さんはおっしゃいます。
これを言えるのは、
看護師をされて、いろんな方の生き様を見ている池本さんならではだなと思うのです。
間違っても私には発せない言葉です。
「看護師という仕事は、一見、きつい仕事に見えるかもしれませんが、
私にとっては、さまざまな方と心を通わせることのできるとてもやりがいのある仕事で
私自身、心に栄養をもらっているんです。
この仕事で、人との繋がりや愛をいただいているから
それを写真に還元できるんです!」
と、とてもキラキラした迷いない目で、池本さんは私にお話してくれました。
このお話を聞いた時に、
池本さんは揺るがないものを手に入れたんだなぁと、すごく感動したんですね。
そんな池本さんの、事業のロゴを作成させていただきました。
実は・・・2つ納品させていただくことになりました。
メインロゴはこちら。
こちらの意味について。
優しい笑みの周りにあるモチーフは
ハート・・・喜
トゲトゲの金平糖・・・怒
ティアドロップ・・・哀
お花・・・楽
を意味しています。
人間は、ずっと楽しいことばかりではない。
喜びもあれば悲しみもある。
でもそれがあるから、人間は深みが出て美しい。
その様をここに表しました。
そして、その美しい人間を、
暖かく包み込むようにぐるっと回した手でシャッターを切る。
手はカメラのレンズのようにも見えるようにしております。
このロゴに、池本さんのやりたいことをギュッと詰め込みました。
そしてもう一つのこちらのロゴマーク
こちらは、「顔」という文字をアレンジしたものになります。
顔の左側の偏の部分の
上の「立」の部分は、
人の胸に刺青をするという意味があるそうです。(諸説あります)
(昔、元服の時に男性は胸に刺青をするという風習が中国ではあったそうです)
それをアレンジして、
生きる中で、人はそれぞれ何らかの使命や役割を持って生きている。
その使命・役割をハートに込めました。
そして、その下の部分は、、女性が横向きでにっこりしているイラストに。
そして、つくりの「頁」は、三脚を立てたカメラに仕立てました。
それぞれの役割で生きるそれぞれの自然体の表情を、シャッターを切って残すという意味で作成しました。
こちらのロゴの元のアイデアは、とある会社のとても素敵な会長さんに池本さんの想いをお話しした時に
「あなたのやろうとしていることは、これだね!」
と「顔=人生」と書いてくださったそうなんです。
そのメモを大切にとってあり、
そっと大事そうに取り出す池本さんがとても印象に残っていて
それを表現できるように頑張りました!
こちらのロゴは、
今後池本さんは、
終活をされている方の「明るい」生前写真の撮影写真用に使用したいとのことです。
とにかく、池本さんの、この事業へのピュアな想いが本当に素敵で、
私も、お写真撮っていただく予定で、予約させてもらいました♪
(とりあえず、髪切りに行けなくて、教祖みたいになってきてるから、美容院に行かないと・・・)
気取ってない自然体の写真を自分のプロフィール写真に使いたいんですよね~。
お仕事現場で生き生きと働く写真
生き生きと遊んでる写真
介護施設の記録写真なども要望あれば、これからしていきたいということです。
もしご興味ある方は、池本さんのインスタ、フォローしてみられてくださいね!
そうそう、お名刺も作らせてもらったんですが、
こちら、表紙に使わせてもらったのは、
池本さんがホノルルマラソンを完走した後にホテルから見えた虹!
写真をはめ込んでみたら、ちょうど名前のところに虹がドンピシャになって
お~!となりました!
写真って、
移ろいゆく、二度とこない「今」を切り取ることができて、
それを後で見返すと、その時の記憶がさーっと戻ってきますよね。
また、心を繋げて撮ってくれた写真って、なんか違うんですよね~。
池本さんの写真は、心で繋がって撮ってくれる。そんなイメージがあります。
ちょうど昨日、「プラエフラワー」さんで、
池本さんの「スマホと100均グッズで撮る素敵な写真講座」があって
お邪魔してきました。
お花ひとつ撮るにしても
光の当たり方で、こんなに表情が違う!
そして、とても印象的だったのが
「どのお花を主役にして撮るか?どんな写真を撮るかをイメージして撮ってくださいね」
というお話。
ただ撮るだけじゃなくて、一回一回シャッターを切るときに意図して撮る。
何事もそうでなければいけないなと思います。
こんな写真講座もこれからもあるかも~!!
というわけで、
こういった講座情報を知りたい方も、池本さんのインスタをチェック!してくださいね♡
なんとも心が温まる、素敵なお仕事をさせていただけて、私もとても幸せでした。
ありがとうございました!
最後まで読んでくださりありがとうございました。