みなさまこんにちは。
絵と手描き文字で「伝わる」デザイン aitsu factoryのみかりんです。
さてさて、前回から始まりました、「シャッターアートができるまで」!
前回は、シャッターアートをやり始めたきっかけのお話でした。
今日は、下絵のテーマ決定!
アイデア出しと
デザイン画のできるまでをお話しようと思います。
今回、シャッターを絵を描くのは、こちらの6箇所。
営業しているお店も、今は閉めているいるお店もあります。
シャッターを絵を描くグループは
四国大学のフレンドリーキッズというボランティアサークルの方々
(こちらは、なんとバスにも絵を描いたことあるという大きな絵経験者!)
元々穴吹デザインカレッジ卒業生の集まりの「チームdmt」のみなさま
名西高校のデザイン科で勉強をしているマトイちゃん
と、我らが「Wみか&サイコー塾」チームの
4チーム。
年齢層も幅広い、面白いメンバーが集結!!!
それぞれのチームで、シャッター1~2枚を受け持つこととなりました。
そして、私たちのチームは
株式会社 中岸商店という、
高圧ガスや産業機械、燃料電池などを取り扱う会社さんの
シャッターを担当することとなりました!
そして、シャッターにいただいたテーマは
「お遍路さん」と「モチノキ」
まず、なぜ「お遍路さん」かというと、
この大道銀天街は、
昔、お遍路さんが鳴門の港に到着して、
四国八十八箇所の一番札所霊山寺に向かうのに、必ず通る道だったのだとか。
ということで、この大道銀天街を「0番札所」と呼ぶ人もいるとのこと。
なので、そのお話になぞらえて、
お遍路さんを描いて欲しい。とのこと。
あと、「モチノキ」という木
こちらは「鳴門の木」に制定されていて、
鳴門の山などによく見られる木なのだそうです。
晩秋から赤い実をつけまじめて、
冬の色のとぼしい時期に私たちの目を楽しませてくれる木です。
この2つのテーマを、絵に反映させてください
ということで…。
考えた絵がこちら~↓
ひとつめは、木の下で休んでおにぎり食べてたら、おにぎりころりん!!
そのおにぎりをキャッチする!!という絵。
こちらはパステルアートのみかさん公案のアイデア♫やはりみかさんの発想力は豊か!
ふたつめは、架空の「0番札所」というのを作っちゃえ!!という企画。
「0番札所銀天寺」の前でパシャリしてくたさい(^^)
みっつめは、外国人ウケしそうな、英語表記もいれたバージョン!
背景の雲が金色って、カッコイイ!!
よっつめは、携帯カメラの枠も書き込んで、
シャッターが画面になってて、お遍路家族の仲間入りできるタイプ(^^)
3つめと4つめは、大学生のちさこさんが考えてくれました!!
ちさこさんはイラストが上手で、
毎日の記念日をキュンとするかわいい女の子のイラストで表現しています。
見るたびに癒されます~♡
(ちなみにメインはツイッターなのだそうです!)
選ぶの悩ましいな〜この4案。
中岸商店さんは、
1枚めの「おへんろさん休憩中」がいいとのこと^_^
決め手は「大きな木が広がっている感じがいい!」ということでした。
そして、ワンコを、
中岸さんのご家族が飼ってらっしゃる
「ペギニーズ」に変えて欲しい!!
というリクエストもいただきました。
てなわけで、決まりましたので、
次は書き写し用のデザイン画つくりです!!
今回のシャッターは、サイズが
幅538cm×縦296cm
なかなか大きいサイズです。
シャッターなど大きなものに絵を描くときは、
全体のバランスをみながら書くことがむずかしいので、
このデザイン画の時点で、きちんとした設計図を作っておくと、
後々が楽ですよ〜♪
なので、まずは、シャッターを写真にとります。
写真に撮るとき、必ず斜めなどにならないように、
まっすぐになるように撮ります。
今回は、参加型のシャッターアートを作成しますので、
みかさんにモデルになってもらって、シャッターの端に入ってもらいました。
そして、この写真をプリントアウトして
(ipadなどで絵を描く人は、そのままお絵描きアプリでレイヤーを作って描くといいでしょう)
上に白い紙をおいて、シャッターの範囲に絵を描いていきます。
この時、参加型アートなので
人間さんが入ってしっくりくるサイズで描いていくことが重要!!
この場合は、
キャッチするおにぎりサイズが
しっくりくるかどうかなどを考えて描きます。
そして、原画完成~♫♫
木になってる実は、モチノキの実。
あと、ちさこさんのアイデアにあった、
モチノキという木に興味を持ってもらいたかったので
モチノキに、食べれる「餅」を描いてみました(^^)
(実際のモチノキに餅は実りませんよ!!)
そして、この絵を分割します。
(今回は、下書きを簡単に済ませる為に、モチノキの実や、餅の絵など、細かい部分は省いています)
この作業は、画像編集ソフトで行いましたが、
手描きのイラストに線をひいていく感じでも大丈夫。
幅538cmを6分割したので、横幅89.65cm
縦幅は、シャッターの凸凹があるので、
凸凹の数を数えて、割り切れる数にするとgoodです。
(割り切れない場合は、一番上や下など、デザインに影響ないところで調整します。今回は下の丘の部分で調整することに))
今回は、上から数えてシャッターの凸9個毎に分けました。
この、分割などの地味な作業が、
実際シャッターに描き写していくときに
「あ〜!やっといてよかったー!!!」と思えますので
ぜひやっておくことをオススメします♪♪♪
ではでは、次回は、
実際の書き写しの現場レポをしていこうと思います♫
この分割した設計図をどう写していくか??
楽しみにしててくださいね〜。
最後まで読んでくださりありがとうございました♫♫
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