みなさまこんにちは。
絵と手描き文字で「伝わる」デザイン aitsu factoryのみかりんです。
さてさて今日は
ロゴマークを作らせていただいたお話です。
ご依頼主は、
この度、「UP to US japan」という団体を立ち上げようとしている、みちよさん。
みちよさんとの出会いは、「営業部女子課」のセミナーに飛び入り参加させていただいた時からです。
みちよさんは、あかるくて、一緒にいて話してて、とっても楽しい人。
でも、実は、難病患者さんで、
今も病気と戦いながら、お仕事もがんばっています。
そんなみちよさんは、
「病気を持ったり障がいを抱えている方の集まれる場づくり」
を目指して、
この「UP to US japan」という団体を作って活動されようと考えています。
みちよさん自身が、ご病気になってから、色々と世の中の不便に気づいたとか。
例えば、車椅子の方が、徳島に来た時に、
ひとりで移動することはできるだろうか?
移動手段はバス?タクシー?
バスは車椅子の人は乗れる?
車椅子OKのタクシーって充分にある?
そもそもタクシー乗り場まで安全に移動ってできるの?
ふつうに生活させていただいている私には到底気づかなかったことを、教えていただきました。
はたまた、地震がおきたら、移動はどうするの?ケアは受けられるの?
そんな防災のことも、気になるところです。
そんな中、みちよさんはこう言われました。
「私たちは、ただ、やってくれるのを待っているだけでなく、
自ら声をあげていかなくては何も変わらない」
たしかにそうなのですよね。
それは障がいを持たれている方だけに限らず、私たちみんなに言えること。
やってくれることを待って、不足分のことを文句ばっかり言っていても
なにもはじまらないんです。
そこで、みちよさんは
まず、障がいを持たれていたり、病気をされている方が、出てこれる場づくりをすることが大事と考えられました。
でも、私たちは想像できないことなのですが、
病気をされている方が、公の場に出て行くことって、
精神的にもすごくハードルが高い方も多くいるということを教えてもらいました。
なので、「必ず出てこなくてはいけない!」という場ではなく
「今日は調子がいいから、ちょっと行ってみようかな?」
と思えるような場をつくりたい。
そこは、健常者と呼ばれる人も来てOK。
「健常者」「障がいを持った方」と分けるのではなく、
みんなで助け合いながら、共有しながら、
少しでも一歩踏み出すきっかけとなれば…という、みちよさんの想いがあります。
そんな「UP to US jpapn」のロゴマーク、作らせていただきました(^^)
UP to USの、「U」をひとつの空間に見立てて、
そこに、健常者と呼ばれる人も、障がいをもたれたりご病気と戦っている人も、
集まってきて、そこから一歩踏み出そう!!というイメージで、
一歩足が出てます♪♪
UP to USさん、直近ではイベントを考えられていて
街中の車椅子OKのスポットを確認したり、
はたまた、車椅子で街中を移動したらどのような不便があるのかな?というのを
ウォークラリー風にゲーム感覚で確かめるイベントを考えられています。
このイベントでは、車椅子に乗ったことがない方も、
車椅子を実際利用して移動することで、
実際の感覚も知ることができるようにしたいともおっしゃってました。
たしかに、実際経験してみないと、分からない事って多いですものね。
私も参加してみたいイベントです♪
みちよさん、ロゴマークご依頼、ありがとうございました♪♪
まずご自身のお身体を大切にして、これからの活動、応援しています!
そして、最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^)