みなさまこんにちは。
絵と手描き文字で『伝わる』デザイン
aitsu factoryのみかりんです。
さてさて、今日は、みかりんの気づきを文章化してみようと思います。
前回のブログでお話した、とくし丸のドライバーさんたちの運営サポートを担っている、
Tサポートの代表取締役の村上さんとお話させてもらっている中で、
すごく大きな気づきがありました。
前回のブログはこちら!
今回作らせていただいた、
フレイル予防大作戦の車に取り付けるマグネットとのぼり。
お話してる中で、
「各車両に取り付けに行ってね…。」という言葉を聞いて、
「えっ、、、!」
となったんです。
だって、取り付けにいくって、
徳島には、30台のとくし丸が走ってるっていうんですよ。
しかも徳島県も広いし。
一個一個取り付けていくって、地味に時間のかかる作業だと思うんです。
「だってね、これは県から予算の出てる事業だからきちんとしないとね。
ドライバーさんも忙しいから、
渡しっぱなしじゃ後回しになっちゃうんですよ。」
いや、ほんとにそうですねー。
最後まで見届けるって、本当に大事です!!
私は、この話を聞いた時に、
村上さんの書籍「歩く民主主義」の内容が頭に浮かびました。
(↑この本すごく面白いです!)
それは、とくし丸が必要なお客さんを探すために、
足を使って街を田舎を一軒ずつ訪ね歩くという販路拡大方法。
1日足を棒にして歩き回っても、一軒も必要としてくれない時もあるんだとか…。
でも、そんな中、本当に必要としている人に出会った時の、
その必要な方が『待ってたんよ!』と喜ぶ姿がほんとうに嬉しいということ。
こののぼりの取り付けと、
この地道な販路開拓の手法の、
根っこにある部分が一緒な気がしたのです。
その話を村上さんに投げかけさせてもらった時に返ってきた言葉が、
「無駄に苦労を選んでいる訳じゃなくてね。
こうやって「ひと手間」かけることでね。
「固まる」んですよ。」
という言葉に、私は雷に打たれたように感じました。
「固まる」という言葉だけだと伝わりづらいかもですが、
具体的に言うと、例えばとくし丸さんの場合だったら
サービスを本当に必要としている人を探し当てて、「待ってたんよー!」と喜ばれる。
↓
ドライバーさんとお客さんの間に信頼関係が生まれる
↓
そのお客さんは『結果的に』たくさん商品を買ってくれる。
ということですね。
これ、本当に、
仕事をする上でも、プライベートでも、すっごく大事だと思います。
やりとりに「ひと手間」をかけることってすっごく重要だと思うのです。
今年、オンライン化が進んで
セミナーもオンラインで成立するし、
打ち合わせなんかも、ほんとに一回も会わなくても、
オンラインの打ち合わせで事足りるようになってしまいました。
でも、全てがオンラインになってしまうと
実際会ってないから、信頼関係が築けてなくて、
簡単に辞めちゃったり・・・
そんなこともできちゃう気がします。
心が通い合っていないと、こんなことになっちゃう。
だからこそ、
心を通い合わせるようなやりとりを、
手間だけど、しっかりして行くことって
すごく大切なことだなと思いました。
例えば、美味しいものをいただいたら、
お礼とともに、「〇〇にして食べたらおいしかったよ。」って
感想が送られてきたら、相手も嬉しいですよね。
定型文の「ありがとう」だけじゃなくて、
プラスアルファがあると、
「あ〜、この人は、本当に喜んでくれたんだな。プレゼントしてよかったなぁ。」と
更に仲良くなれる♪
定型文になりがちのメールも
「寒くなりましたね!」といった季節の挨拶や
気遣いの内容が少し入っているだけで
なんとも暖かい気持ちになります。
メールマガジンをもらうにしても、
私は企業のメルマガは、開封せずにどんどん捨てるけど(おい)
いつもぬくもりがあるリアルなメッセージを送ってくれる、
お財布ショルダー専門店のイシロさんのメルマガや
A.N.Sガーデニングショップの工藤さんのメルマガは
絶対開封です!!(しかも消さずにとっておく)
これは、
「実際お会いしているから」こその信頼関係があるのと
いつも工夫されてて、読みたくなる楽しい内容だから♪
イベントへのお誘いも、
ただfacebookのイベントページの招待が無言で送られてくるより
「あなたにとっていいと思ったから、お誘いしました!」なんて言葉が添えられていると
「ほな、いこか?」という気持ちになりますよね~。
やはり、想いがあって、
その想いを手間をかけて伝えることで
やっと、その想いが伝わるなぁ。
全てを効率化するべきではなくて、
事務作業は効率化すべきだけど、
人間と人間とのやりとりは、ぜったい効率化しちゃダメだな。
と、強く思った今日この頃です。
こんなことに気づかせていただけて本当にありがたいです!
今日も、リアルな人間関係を楽しむぞっ!!
最後まで呼んでくださり、ありがとうございました。