みなさまこんにちは。
絵と手描き文字で「伝わる」デザイン
aitsu factoryのみかりんです。
今日ご紹介するものは、実は昨年末にさせてもらったお仕事です。
早く紹介したいな~♪と思いながら、今になってしまいました^^;
私自身、環境問題について小学校のことから興味があって
(学研か何かで世界の砂漠の写真を見たときにヤバイ!と思ったことがきっかけです)
大学も、ドイツの環境政策について学んでおりました。
今、こうやって「イラストで想いを伝える」という役割をいただくようになって
やれたらいいなと思っていたことの中の1つに
「環境問題解決について取り組む方のお手伝いがしたい」
というのがありました。
それが現実に!
徳島大学の環境防災研究センターさんからのご縁で
「北堀キャナルベース」の案内パンフレットを作らせていただきました!
「水質浄化施設」
この文字だけを見たときに連想するのは・・・
イメージは灰色・・・
なーんか、おもしろーくなさそうなイメージですよね!
(関係者の皆様、ご、ごめんなさい!)
ここでブログ閲覧を離脱するのはやめて~!!
すっごく、ここの浄化施設、面白いんです!
こちらは水質浄化を、お薬に頼ってするのではなく
浄化するのは全て海洋生物や藻や動物たち!!
自然の循環によって、運河の水をきれいにするという施設なんです♪
え~?どうやって、水が浄化されるの~?
ということを、一枚絵で表現させてもらいました。
はじめに、「貝の部屋」!
貝が水に大量発生したプランクトンを食べてくれます。
そして、次は、「藻の廊下」!
藻が水の栄養分を吸収!
そして、だいぶきれいになったお水は
いろんな生き物が集まる「生き物のゆりかご」ゾーンへ・・・
いろんな生物が共存共栄することで、自然に水がキレイになるんですね~。
そして、さらに面白いのは、
プランクトンを食べてくれた貝や藻がお役目を果たした後は
堆肥に加工して、
「じゅんかん畑」にgo!!
そこで、ひまわりやさつまいも、菜の花を作って
みんなで美味しく食べたりオイルにしたり♪
こちらの維持管理は地元の学生さんが授業の一環として支えていたり
地元のおっちゃんやおねーちゃんたちがお手伝いしていたりとか
大学教授や研究グループが支えていたりとか
行政・研究機関・学生さん・地域が一体となって
維持管理をみなさんでされることで
交流できる場所としても大きな意味を持っているなと感じました。
むちゃくちゃ私も行ってみたい場所です♪♪
この一枚絵の看板もたっているらしい~。
尼崎周辺にお住まいの方、ぜひ行ってみてくださいね♪♪
天気の良い日は、お弁当持って日向ぼっこも良いかもしれないです♪
環境問題の解決は、多岐に渡りますし、途方もない問題です。
「もう間に合わないよ」という方もいます。
でも、こうやって、
臭くて汚かった北堀運河をなんとかしたい!と立ち上がった皆さんがいて
少しずつでも着実に一歩ずつ結果を出されていることに感動しました。
なんでも信じて地道に行動したら、変わっていくのですね!
こんな取り組みをしていることを、
地域の方、また県内外の方にも伝わればと思い、心をこめて作成させてもらいました♪
こちらの表紙のイラストは
時系列になってて、
左は過去で右が未来。
近い未来、工業と良い環境が共存できるようになって
川に直接入って水遊びができるような
そんな運河になることを願っています。
こうやって描いてたら、きっとなっちゃいますね~♪
皆さんとこだわって何度も手直しして作成したイラストたちです♪
徳島大学の環境防災研究センターの皆様、ご依頼いただきありがとうございました♪
防災のお仕事から、こういったご縁もいただけて、本当に嬉しいです。
運河でやってることの動画がアップされていたり
活動を見ることができますよ!
「オープンキャナルデイ」というイベントも毎月開催されていますよ〜。
環境への取り組みを身近に感じてみてくださいね♪
最後まで読んでくださりありがとうございました!